一般財団法人 地域文化振興会
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第5回石川薫記念地域文化賞受賞者特別講座を開催します。

更新日:2020年08月18日

石川薫記念地域文化賞受賞者特別講座

一般財団法人 群馬地域文化振興会

 一般財団法人 群馬地域文化振興会(会長 茂原璋男)では、石川薫記念地域文化賞の受賞者による特別講座を、定期的に行っております。
 この賞は、群馬県の地域文化振興に多大な貢献をされた故石川薫翁の遺徳を偲び、研究者の顕彰と奨励を目的に平成5年度から始められ、これまでに特別功労賞・功労賞・研究賞・奨励賞合わせて81名11団体に贈呈されています。
 この特別講座は、受賞者から直接、その研究の成果をうかがうもので、学術情報の公開と普及を目的としています。5回目については下記の通りです。
※なお、新型コロナウィルス感染拡大防止のため、定員を30名とし、当日はマスクの着用と手指のアルコール消毒をお願いいたします。

「火山灰でわかった群馬の歴史災害」

講師 早田 勉(そうだ つとむ) 氏 (第27回研究賞受賞者、火山灰考古学研究所代表取締役)

経歴
昭和34(1959)年長崎県生まれ。
東京都立大学大学院理学研究科博士課程中退。博士(理学)。専門は自然地理学。
 大規模噴火に由来する火山灰を過去の時空指標として、日本列島とその周辺におけるヒトの時代の自然史研究を行っている。群馬では、おもに考古遺跡の年代学研究、古代の生活環境復元、自然災害史研究などを実施してきた。また、大学の講義では、自然史解明の方法、群馬の自然景観の特徴やその生い立ち、群馬の低頻度壊滅的災害の歴史、そして火山灰考古学などを紹介している。
 現在、早稲田大学、群馬大学、前橋工科大学の非常勤講師。代表的な著書には、『群馬県史通史編1 原始古代1』(群馬県1990年)、『火山灰考古学』(古今書院1993年)、『考古学のための年代測定学入門』(古今書院1999年)。以上の分担執筆のほか、『北太平洋域の火山灰考古学』(英文:英国アーケオプレス出版2019年,編著)などがある。

日 時 令和2年9月10日(木)午後1時30分から
会 場 ノイエス朝日(前橋市元総社町73-5)無料駐車場あり
費 用 参加費500円(資料代、お茶の用意あり)
申 込 事前申し込み ノイエス朝日(℡027-255-3434)

担当 事務局長 松田 猛
TEL027-226-6246(群馬県立文書館内)

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