一般財団法人 地域文化振興会
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第4回 石川薫記念地域文化賞受賞者特別講座を開催しました。

更新日:2019年10月09日

第4回「近世上州の駆込寺」

講師 佐藤孝之 氏(第26回研究賞受賞者)

本特別講座は、学術情報をより身近なものにとの意図から、サロン形式で開催し、唐澤太市会長があいさつを行い、石川薫翁と地域文化賞についての説明と、講師の佐藤孝之さんの紹介がありました。

江戸幕府が公認していたのが縁切寺の東慶寺、満徳寺があるが、駆込寺として離婚だけではなく、出火などの紛争解決を多くの寺院が担っていたという。この「入寺」の機能・性格として①謝罪・謹慎の意思表示としての入寺、②処罰・制裁としての入寺、③救済・調停手段としての入寺、があったと解説された。そして、実際に「入寺」の史料を読んでみて、具体例に触れながら、江戸時代の寺院の果たした役割について学ぶことができました。

日時 令和元年10月3日 13:30~15:30
会場 ノイエス朝日
参加者 30名
司会 松田 猛 常務理事

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